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2017.02.17

「不定愁訴」へのアプローチ

おはようございます!

今朝の盛岡は春を感じるような暖かさでしたね✨

今日はクラール鍼灸整骨院の「不定愁訴」へのアプローチをご紹介したいと思います。

まず、毎日だるい、胃のあたりがずっと重い、肩こりや頭痛、めまい、イライラ等々、病院で検査をしても原因が分からない身体の不調を「不定愁訴」といいます。

西洋医学ではなかなか治療が難しい不定愁訴は、実は東洋医学をベースとした鍼灸が得意とする分野です。

例えば頭痛には頭痛薬を、胃が痛ければ痛み和らげる薬を処方することはできます。しかし、それはあくまでも対症療法であり不調の根本的な改善につながるものではありません。

一方、東洋医学では症状そのものだけを診るのではなく、「どうしてそのような症状が出ているのか」というところから考えていきます。不調は体質や日常スタイルやストレスの状態など、様々な要因が絡んで起こります。根本的な部分を改善することによって、現在現れている症状を改善するだけでなく、その症状が起こらないようにしていく予防的なケアも同時にできるのが西洋医学との大きな違いです。不調の根本的な原因を探し、身体が本来持っている機能が正常に働くように鍼灸でアプローチすることで、改善だけでなく予防につなげることが可能です。

 

今日はその中でもストレスや心のトラブルについてです。

人間は生きていれば何かしらのストレスが心身にかかってきます。

無自覚なままストレスにさらされていることもありますが、はっきりとした原因のない「イライラ」の多くは自律神経の乱れからきています。イライラしているときは、大抵は脈が速く、呼吸が浅くなっています。これは身体の「活動」をつかさどる交感神経の働きが活発になり、常に戦闘モードに陥っているためです。

そこで鍼灸では、心を安定させるツボやストレスからくる緊張を和らげるツボなどを刺激することで、自律神経のバランスを整えます。

その結果「休息」をつかさどる副交感神経が優位になり、呼吸が深くなり脈も安定して心が落ち着きます。

「気分が落ち込む」「やる気が出ない」「常に不安を感じる」といった精神的な不調にも鍼灸の治療が有効なことは、あまり知られていないかもしれません。このようなストレスに対しても自律神経のバランスを整えることが大切ですが、「眠り」も重要なポイントとなります。眠れなかったり、眠りが浅かったりすると疲れが取れずにどんどんたまってしまい、心にも悪影響を及ぼします。自律神経を整え交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズにいくように鍼灸でアプローチすることで、良質な睡眠へと導くことができれば疲れも取れて、翌日はまた元気に活動できるでしょう。

鍼灸を経験された患者様、皆様が鍼灸後、久しぶりに良く寝れたと仰られております。

もし、お身体の不調等、お悩みがございましたら、いつでもご相談くださいませ。

 

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