ブログ

  • HOME > 
  • ブログ > 
  • 【症例】膝とふくらはぎ、むくみ
2018.07.10

【症例】膝とふくらはぎ、むくみ

こんにちはnico

本日の症例ブログは膝とふくらはぎの痛みについてです。

 

坂道を上っていてふくらはぎを痛められた高齢の女性が来院されました。

斜面で足首を無理に反らされた形になり痛みが出たそうです。

両膝を強く痛めた経験があり膝の可動域の減少見られました。

ふくらはぎだけではなく右の股関節にも痛みがあります。

歩行が辛い事からか両足にむくみ。

朝方に足が攣る事の良くあるようでした。

杖使用の歩行でゆっくりとしか歩けない状態です。

 

むくみの悪影響は大きく痛みを強くし治癒を遅らせます。

運動にも影響があり皮膚の張りが強くなれば引っ張られて関節の動きが悪くなります。

 

触診、問診、動診にて

①足関節背屈強制時に無理に伸ばされたの腓腹筋外側(固くなっています)

②痛みを我慢して歩いていたことによる右股関節の痛み具体的には殿筋付着部の硬結

 体側面の筋緊張。(歩行左右の揺れから)

③むくみによる両足全体の張り

以上を踏まえ施術行いました。

 

仰向けになっていただきふくらはぎに触れていきます。硬くなっている場所を見つけ身体の側面のつながり(ラテラルラインと言います。)を使って緩めます。

股関節外側に痛みが出ていることから側面に不調があるだろうとあたりをつけます。股関節上の脇腹の張りも強く痛みを伴います。

次に殿筋付着部に触れ仙骨外側と一緒に緩めていきます。

殿筋付着部の硬結があると椅子に座った状態で圧迫を受け休憩のために座ったのに立ち上がるときに更に足のつらさが増すことがあります。

 

直接の痛みを軽くした後に全体の張りを見ていきます。むくみ取りです。

足底と膝裏、膝裏と坐骨、坐骨と鼠径部、膝裏と鼠径部、つなぎながら張りを取っていきます。

強く押し上げて流すことは行いません。あくまで張り(圧が高くなっている場所)を緩めて流すことを大切にします。

腹部まで行いある程度張りが緩んできます。気持ちが良いと言われていました。

 

※横隔膜の張りが身体全体のリンパの流れに関与しているとの考え方があります。

この方の腹部や胸郭の張りを触れていると横隔膜の調整も必要なのかと思います。

次回以降にお伝えしようかなと思います。

 

両脚に手技を行い今日の施術終了します。歩行の揺れと痛みの軽減有りました。

この方は鍼も受けていかれました。週に一回程度通っていただき良くしていこうと納得していただきました。

 

膝ふくらはぎの痛みをお持ちの方、むくみが取れずに苦しんでいる方。

クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。

姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。

※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。

 全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。

 

当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。

お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませm(_ _)m

頭痛・肩こりや腰痛などの慢性症状、ぎっくり腰などの急性症状、交通事故によるむちうち症、視力回復サポート・眼精疲労回復、美容鍼・逆子治療・不妊治療・更年期障害等、お体のお悩みは何でも♪盛岡市のクラール鍼灸整骨院へflower2

expand_less
本院 019-618-7802 矢巾院 050-8883-3050