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2019.01.15

【症例】妊産婦、強く痛む股関節 歩くと痛い

こんにちはnico

本日の症例ブログは、歩いた時の股関節前面の痛みです。

30代女性、妊婦さんです。慣れない雪道歩行でバランスを崩し痛められたそうです。

休めば治ると考えていましたが痛みが取れず不安になり来院されました。おなかも当然重く強く張りがあります。骨盤周囲の不安定もあり辛さを訴えてられていました。

※妊娠後期リラキシンというホルモンが分泌されます。骨盤の周囲の靭帯を緩める作用を持ちます。胎児が大きくなるにつれて狭くなる骨盤を広げるのですが、靭帯が緩んだ分骨盤が不安定になり腰痛を代表とした骨盤周りの痛みの原因となります。

触診、問診、動診にて 

①おなかの圧迫による背筋の強い緊張

②内転筋、恥骨筋、恥骨肢付着部、大腿四頭筋上部の筋硬結(TP)

③足底から鼠蹊部までのむくみ

④運動不足

以上を踏まえ施術行いました。

仰向けになっていただき右手で股関節前部(恥骨筋)に触れ左手で内転筋上部を押さえます。内転筋を押した瞬間に股関節前面の痛みが消えます。バランスを崩した際に内転筋が過緊張し恥骨を無理に牽引していたと思われます。内転筋を緩めた後、大腿四頭筋上部を緩めます。更に恥骨肢付近が緩んでいきます。痛みの原因は痛む場所と違う場所にあることを実感します。人の身体は本当にうまくできていて施術毎に驚かされます。次に脊柱起立筋の緊張部に手をあて大腿を外側から内側へ巻き込むように押していきます。背中が緩みます。大腿外側と腰方形筋の緊張の関係は腰痛、股関節痛の方ほぼすべてで見られます。シンプルな施術でしたが痛みが取れたのでここで終了。むくみに対する施術を次回行う予定です。むくみも放置すると痛みを長引かせます。

歩くと股関節が痛む方、妊娠中で腰が痛い方、むくみが辛い方、我慢せずにご相談ください。

クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。

姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。効果的な運動もお教えいたします。

※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。

当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。

お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ(^^)/

 

頭痛・肩こりや腰痛などの慢性症状、ぎっくり腰などの急性症状、スポーツ競技等お身体のメンテナンス、交通事故によるむちうち症、視力回復サポート・眼精疲労回復、美容鍼・逆子治療・不妊治療・更年期障害等、お体のお悩みは何でも♪岩手県盛岡市のクラール鍼灸整骨院へflower2

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