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2018.09.06

【症例】股関節の痛み 外側に広げると痛む 歩いて痛む

こんにちはnico

本日の症例ブログは股関節の痛みについてです。

50代女性、しゃがんだ瞬間に右股関節に痛みが発生し膝を曲げ外側に広げようとすると痛みが出るようになったそうです。

歩いて荷重する瞬間も痛みが出ます。歩行に変化が出ており右脚荷重がしっかりできない様でした。ぎっくり腰を繰り返されており腹筋がとても弱いと本人言われています。デスクワークのお仕事されています。これまでも長い間座り仕事をされてきました。

※長時間の座りが身体に与える悪影響は幅広く、腰痛だけではなく様々な病気の遠因になっています。癌、心臓病、最近ではアルツハイマー病のリスクも高くなると言われています。

血行が悪くなるだけではなく脳の機能低下にもかかわっているようです。

スタンディングデスクが一般的になるかもです。

股関節が開かない方のでも多くは仙腸関節の調整が必要です。しかしこの方は腹部と大腿筋膜張筋の圧迫で開き動作が楽に行えるようになりましたので動きを使っての痛みの改善が望めました。

 

触診、問診、動診にて

①腸骨筋、骨盤底の張り

②右殿筋と大腿筋膜張筋の硬結(TP)

③前傾姿勢(猫背)

以上を踏まえ施術行いました。

施術はすべて仰向けで行いました。右膝を曲げていただき腸骨筋から骨盤底をリリースしていきます。股関節の角度で緩み方が変化しますので一番緩む姿勢を取ります。肋骨下部の押圧も併用して緩めます。痛みが取れたところで開排動作の改善を行っていきます。膝を立て股関節の最大可動域を確認して腹部と大腿筋膜張筋を同時に圧迫し股関節を開いていただきます。腹部と殿筋、腹部と大腿四頭筋と圧迫の位置を変化させながら更に動かします。施術者が動かすよりも患者自身が動いた方が早く緩みます。4~5分かけてゆっくり行い股関節の開きがほぼ左右同じになりました。歩行時の痛みも半減です。次回仙腸関節を観ていくことをお伝えし施術終了です。

長時間のデスクワークで腰の痛みが出た方、痛みで股関節が開けない方。

クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。

姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。

※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。

 全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。

当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。

お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ(^^)/

頭痛・肩こりや腰痛などの慢性症状、ぎっくり腰などの急性症状、交通事故によるむちうち症、視力回復サポート・眼精疲労回復、美容鍼・逆子治療・不妊治療・更年期障害等、お体のお悩みは何でも♪盛岡市のクラール鍼灸整骨院へflower2

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