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2018.11.13

【症例】股関節の痛み 歩くと痛む荷重できない

こんにちはnico

本日の症例ブログは、股関節の歩行時の痛みです。

中年の女性、歩行時に痛みがあり靴下を履くにも苦労されていました。

車の運転後に痛みが増し当院に来られました。生まれつき股関節に形成不全がありその影響も気にされていました。強い違和感があり辛さを訴えます。

※臼蓋形成不全は太ももの骨を受け止める骨盤の関節が小さい状態です。イメージとしては小さい帽子に大きい頭を入れようとしている感じです当然支える面積が小さくなります。女性に多くみられる症状です。整骨院では患者さんに伝えていただいて初めて知ることが多いのですが今まで診させていただいた方もほぼ女性でした。手術後の歩行の改善のリハビリのために来られた方もいらっしゃいました。

触診、問診、動診にて 

①股関節後面の靭帯部の緊張と痛み

②殿筋、ハムストリングス中央部、大腿筋膜張筋、腓骨筋、前脛骨筋、腸骨筋に硬結(TP)ラテラルライン、バックライン

③長時間の座り作業

以上を踏まえ施術行いました。

うつ伏せになっていただき股関節後面の靭帯を緩めていきます。緊張と痛みが強いので靭帯部を軽く押圧しながら座骨結節付着部を同時に押して緩めていきます。この時の姿勢も大切で左回旋と左側屈をした状態で行います。(人それぞれ違います)この方の楽な姿勢です。靭帯部を緩めた後、身体側面のラインを緩めます。大腿筋膜と腓骨筋、腹斜筋を交互に触れて緩めていきます。骨盤前面の筋が付着する突起(ASIS)に触れると強い痛みと不快感が出ます。ハムストリングス中央部と一緒に緩めます。長く痛みを我慢したせいですねの部分にまで緊張が広がっています。股関節を後ろから押すとすねに響くと言われます。細かく不快感と痛みを取っていきます。施術終了時で立位の股関節屈曲ほぼ痛み無く行えるようになりました。

 

※今回の施術で大切なことは股関節の形を変えなくても痛みが軽減したことです。筋や関節を緩めることにより痛みが改善されるものはそれでよいのです。目的は痛み無く若しくは少なく生活できることなのですから。

 

生まれつきの股関節の形成不全があり歩行が辛い方。手術の選択を提示され迷っている方。

クラール鍼灸整骨院では筋膜リリース、鍼治療などを用いて辛さの改善に努めております。

姿勢指導が効果を発揮する方もいらっしゃいます。メンテナンスも必要です。

※症例報告の内容については個別性がある事を考慮してお読みください。

全ての痛みが同じような経過をたどるわけではありません。

当院では、患者様それぞれの症状に対し、様々な治療法を用い、お辛さの改善のお手伝いをさせていただいております。

お身体の痛み・歪み等のお悩み、美容のお悩みなどございましたら、お気軽にご相談くださいませ(^^)/ 

頭痛・肩こりや腰痛などの慢性症状、ぎっくり腰などの急性症状、スポーツ競技等お身体のメンテナンス、交通事故によるむちうち症、視力回復サポート・眼精疲労回復、美容鍼・逆子治療・不妊治療・更年期障害等、お体のお悩みは何でも♪岩手県盛岡市のクラール鍼灸整骨院へflower2

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